【漫画】アイアムアヒーロー(13) の感想
アイアムアヒーロー 13 (ビッグコミックス)
つぐみと比呂美が英雄を取り合うようなハーレム展開は・・・無いか。何事にもまず相手にお伺いをたてる。そういう残念なところが英雄らしいです。
さて、物語は前巻までのZQNや狂巣との激しい戦闘から一転、舞台は英雄たちの逃避行に戻ってきました。英雄の緊張感のない感じをみるとなんだか安心しますね。比呂美も半感染から回復したようでよかった!身長が10cm以上伸びたのに気持ち悪がるどころか、喜ぶとかポジティブさも健在でした。この3人の箱根湯本までの道中が楽しく描かれています。英雄とつぐみは男女の関係を持ったことを比呂美に隠していますが、比呂美は感受性が鋭いので微妙な距離感でもう気付いていそうですね。ただ恋愛感情は持っていないと思うので、暖かく見守る形になるんじゃないでしょうか。つぐみも恋愛感情は無いと言っているのでこれ以上発展はしないような。
さて、謎の感染症と感染者(ZQN)について、前巻のクルスと今巻の比呂美からいろいろな情報が提示されました。感染者は皆死んでZQNになるわけではなく、生きたまま身体能力が強化された狂巣になったり、比呂美のように回復するケースがあることがわかりました。またクルス(狂巣)や比呂美の言葉から、統合された意識のようなものがあるようです。謎は深まるばかりです。
そして、箱根湯本の銃砲店についた3人でしたが、銃砲店は焼け落ちていました。散弾は無事手に入るのか?英雄は温泉で混浴出来るのか?時間が待ち遠しいです!
<13巻のあらすじ>
ベルギーの首都ブリュッセル。ジャンは公園で意識を取り戻したが自分の名前が思い出せない。周りには人がおらず、爆音が響く。街へ出た男は多数の感染者(ZQN)を目撃、それらを避けて教会にたどり着く。そこへ妻から電話がかかってくる。しかし、ジャンとセシルの会話は噛み合わない。腕には子供の歯形がある。爆音が近づき、ジャンはステンドグラスの向こうに巨大な怪物の姿を目撃する。「ジャン、神に祈って」「セシル、最後に・・・愛してる」爆音と共に教会の崩落が始まっていた。
舞台は鈴木英雄、小田つぐみ、早狩比呂美が避難している静岡県芦ノ湖畔にあるキャンプ場へ移る。英雄が声をかけられて振り返ると意識を取り戻した比呂美が立っていた。比呂美は元気になっていたが、以前より身長が10cm以上伸び、また感染後の記憶はないものの、眠っている間は誰かに話しかけられていたという。
残り少なくなった散弾、ガソリンの補給と女性たちの無駄毛処理のため、3人は箱根湯本の温泉に向かう。
車中、家族、兄弟、恋人などの話をしながら旅は順調に進み、箱根湯本に到着した。
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